
ワンダーワールドのトレーニングで
大切にしていること
出張トレーニングでしつけは、わんちゃんの普段の生活環境の中で必要なトレーニングを行うことができますので、ワンちゃんも飼い主さんもリラックスして行えますし、飼い主さんご自身がご自宅での対応を学ぶことができ、日常生活に生かしていただきやすくなります。まずは出張トレーニングをご利用いただき、留守が多い、体力的にトレーニングが難しいなど、飼い主さまの生活スタイルなどにより預かりトレーニングでのサポートをご検討いただけたらと思います。
犬は犬として接します。
犬の動物としての習性を知り、ニーズを満たしてあげることが必要です。
人間の都合ばかりを押し付けるのではなく、犬の本能からくる欲求や、個々の特性を理解して尊重することも大切です。
飼い主の皆さんは、テレビやネットに溢れかえった情報を、ちょっと整理してみませんか?
正しく犬を理解し、犬に信頼されることで問題の予防、改善に繋がっていくと考えています。
ルールが犬を守ります。
犬は動物、とはいえ人間社会の中で安全に暮らしていくためのルールを教えることは飼い主の責任です。
犬に伝わる方法で正しいことを褒め、間違いをきちんと正すことができるようになることで、
お互いが暮らしやすくなっていくはずです。
犬はみんな天才です。
今何もできないのは、何も教わっていないからです。
飼い主さんを困らせてしまうのはどう振る舞うことが良いことなのか知らないからです。
犬は『犬の常識』の通りに行動していることが、『人の常識』とずれてしまうことで問題がおこってしまいます。
「うちの子はダメだから」と諦めずに、犬の可能性に気がついて伸ばしてあげることも、飼い主さんの大切な役目です。
レッスンでは、主に生活を整える環境設定をしたのち、散歩のルールや、犬に覚えてもらえるとお互いに助かるいくつかの言葉を飼い主様と一緒に教えていきます。
主なしつけ・トレーニング内容
・環境の改善
まずはワンちゃんが安心・快適に過ごせる環境を整えていきます。環境整備により解決する問題も多数ありますので、ぜひ、しっかりと取り組んでいきましょう!トイレの場所は適切ですか?犬の寝るスペースの真横にトイレトレーを設置してしまっていませんか?
噛みたい!という犬のニーズを満たすおもちゃや、おやつなどを与えていますか?
犬の行動範囲は適切ですか?入ってもいい場所、悪い場所などのルールが曖昧ではないですか?ワンちゃんの生活環境に合わせてアドバイスさせていただきます。
・ハウス(クレート)トレーニング(安心できる休息の場の提供)
犬は本来、穴ぐらのような狭く囲われたスペースにいることで安心します。ペットホテルや知人に預けなければならないなどの場合にも、ハウストレーニングができていると、見知らぬ場所での愛犬のストレスは軽減します。災害時の備えとしても、クレートに入って落ち着くという習慣を身につけさせましょう。同時に、「ハウス」という言葉で自主的にクレートに入る言葉を教えるトレーニングも行っていきます。
・オスワリマテ、フセマテ(我慢する、衝動を抑える)
その場に留まって動かない、という我慢を教えるトレーニングです。また、飼い主が離れても必ず戻ってくるよ、という安心感を与えるトレーニングでもあるので、分離不安気味な犬の行動の改善にも効果があります。
・呼び戻し
愛犬の安全を守るために、必要なトレーニングです。「オイデ」と呼ばれたら、すぐに飼い主のそばまで戻ってくることができれば、万が一散歩中にリードが外れてしまった時、玄関先から飛び出してしまった時、危険を回避することができます。
人のそばが居心地のいい場所と認識してもらうこと、呼ばれたら必ず側に行く、という習慣を身につけさせることが大切です。まずは刺激の少ないお家の中で練習し、徐々に家の玄関先、公園などの刺激の多い場所で練習していきましょう。
・遊び
ボール遊びや引っ張りっこを大好きにしましょう。これらの遊びは、運動と、楽しいゲームを兼ねた、一生の趣味のようなものです。
愛犬に楽しめる趣味をいくつか提案してあげましょう。他にも、探し物ゲームやノーズワークなど、鼻を使って遊べるものや、定番のお手、スピン、ジャンプなど様々な動きを教えて遊ぶ楽しみもあります。
・医療を受けるためのトレーニング
毎日の必要なケアや、トリミングサロン、動物病院での診察などで必要になる、触られることに慣れるトレーニングです。
口輪をつける、歯磨きする、ブラッシング、シャンプー、仰向けにされる、手足や尻尾を握られる、など犬が本能的に嫌がる行為に対して、いいイメージをつけるよう工夫することで、スムーズにケアができるようにしていきます。
・お散歩のトレーニング
お散歩は、子供、知らない人、他の犬、車、バイク、自転車、電車の音、猫の匂いなど・・・たくさんの誘惑と刺激にあふれています。グイグイと興奮しながら飼い主を引っ張って歩く散歩は、体への負担も大きく、せっかくの散歩もお互いにとってストレスになってしまってはもったいないです。お散歩が初めてのパピーや、社会化不足で散歩が苦手な犬に関しては、それぞれの苦手な要素ごとに、徐々にステップアップしながら取り組んでいくことがオススメです。