嫌がったから、唸ったから、噛んだから止める、ではなく待ってあげることが必要。

唸る、噛む、逃げるなどは犬の拒絶の表現ですが、
そのような表現が出た時にやろうとしていたことやめてしまうと、慣らすのが難しくなってしまいます。
例えば、ブラッシングなら、嫌がるワンコにブラシを当てて、嫌だ!と歯茎を見せてムキムキしてきたとします。
そんな時、あなたはどうしますか?
嫌だった?ごめんね!
とブラッシングを中断してはいませんか?
できれば、そこではブラシを引っ込めることはせずに、
ブラシをその場から動かさないでムキムキしなくなるのを待つ、ということをしてみてください。
引っ込めてしまうと、ムキっとして威嚇をすれば、この時間が終わる、ということを学習します。
そいうすると、次の時にもっと早い段階でムキムキしてくるようになります。
ところが、ムキっとした時に、動かさずに待ってあげると、
嫌な時は心の準備がで切るまで待ってくてる、という安心感につながります。
ムキムキしてる最中でやめると、ブラシの時間は不安な時間のまま終わってしまいますが、リラックスするまで待っていてあげると、不安ではなく安心した状態でその時間を終えることができます。
嫌なことは回避させるのではなく、受け入れるまで待つということ、
ぜひ意識してみてください。