意欲を引き出す。犬の集中力を高めるには、やれる時間の半分で終わるのがコツ。

3回までは大喜びで走っていくけど、4回目でボールを取りにいくのをやめてしまうなら、1回目か2回目でやめること。
引っ張りっこ遊びで10分遊ぶと飽きてしまうなら、5分でやめる。
おすわりの練習をしていて、5回までは喜んで座ってご褒美をもらうけど、6回目くらいから動きが 鈍くなるなら、連続で座らせるのは3回までにする、など。
もっとしたかったのに!
もっと欲しかったのに!
と名残惜しい気持ちにさせることで、次の機会への期待が高まり、意欲を引き出すことができます。
ついつい、犬がせがめば飽きるまでボール投げ遊びに付き合ってしまいますし、ご褒美をあげるのが楽しくておすわりの練習をし続けてしまったりしていませんか?
トレーニングでの集中力を高めたい、ボール遊びを好きになってほしい、というときは、自家にゃ回数を思っているよりかなり短めで切り上げて、1日のうちで例えば3分の遊びを、休憩を挟みながら5回、10回と遊んであげる方が、飼い主との遊びへのモチベーションをあげることができますので、ぜひ、試してみてくださいね。